みどり

ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像のみどりのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

2020/6/22
メトロ劇場

最近しみじみと、映画館の椅子がすきだな、と感じます。あと半券もだいすきで。映画館ごとに半券が違うのってもう神秘的で私の中ではとっても嬉しいのです。

残念ながらまだ県外に出るのは怖いので、地元でしか映画を見れない、となると、必然的に上映されないものも出てくるわけで……新作公開に喜んでいたら地元で上映してくれない!となって複雑な気持ちになっている、今日この頃です……

それはさておき…。

家族を捨ててまでも自分の信念を貫く、執念なのかな、それを感じました。
自分には当てはまらなくて共感はできないけれど、ものすごくお金をかけて、なにを犠牲にしてでも手に入れたいって、素直に凄い。それが実の娘にまでお金をたかるのはどうなのか……はたまた孫にまで…
という気持ちもありましたが、おじいちゃんと孫がタッグを組む、みたいなところはすごく好きだったので、見てよかったなと。

オークションのシーンはハラハラどきどきしてしまいましたね。お金がないのに、諦められなくてどんどん高値になっていくの。大丈夫?お金ないのにどうするの!と心のなかでどきどきでした。笑

5段階評価で、6!だと手紙に書いてあったシーンはほろり…( ; ; )
生きてるうちに、伝えたいことは伝えられたらいいな…
好きな人には大好きだと、伝えていきたいな…
これは自分の中で常に思っていることでもあります。簡単なようで難しい。


フィンランドの街並みが素敵なのと、すぐ影響されやすいので、これを見て美術館で絵に触れたいな〜となりましたよ。
みどり

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