AP

花束みたいな恋をしたのAPのネタバレレビュー・内容・結末

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

これだけ高評価が続いているとさすがに観たくなる。話題になるのも理解理解、というのも記憶に新しいこの5年間のお話。時代背景、流れが見事に説明不要なので20代にはまぁ親しみやすい。
(夢はあるけどお金のない若者カップルin東京〜みたいな話は身近に思わんのでよかった)

色々考えさせられた映画やったけど、男性の意見、女性の意見で感想が分かれているのが読んでいて面白い。そんな中で個人的にも良くないなーと思いながら麦くんに共感してしまったところが二点。

まず一点目、あのタイミングで得体の知れないサービス業に転職すると言われたら最初はマジかーとなりますな🙄 転職がダメじゃなくて土日休みじゃないってところに引っかかる🙄
「仕事は仕事!」という観点は1ミリも持っていないが、せめて転職前に相談してほしいなと思うわけです、分かります麦くん。

二点目がラストファミレス、これからも一緒にいようって絶対言っちゃうわこれ…。どうせ次付き合う人もいずれキュンキュンしなくなるなら一緒だろとか言いそう。ひぇぇ恐ろしや。
「今日が楽しかったからそう思うだけ」って絹ちゃんに言われてハッとした。ここホント男女の違い感じたわ。

とにかく麦くんリアリスト、彼みたいな人は5年後になると本当に仕事がラクになると思って働き続けるんですよきっと(何様)

あと、「長年付き合った人と別れる」という経験をしたことがないし、考えたこともなかったのでお勉強になりました。両方大人やし、楽しかった思い出まみれやし、そりゃ辛いわな…。そこで自分たちの出会いを思い出させる若者カップルが登場なんて、あそこはなかなかしんどかった。

まぁでもニッチな部分で話が通じたら楽しいのは鬼分かるし、仲良くなりたいと思いますよ。実際映画沼の一番深いところにいたときはそういう友達ばかりといたし。久々オタ活したいとも思った(押井守の容姿を知らなかったので詰みですが)。

その他雑感、「京王線沿いに住みたくなった」と言う感想に対して「どこやねん」となったことが悲しい。これでも100日だけ東京住んでたのに。

ブラジル代表の例えは面白いけど、あれは女の子の口から出る比喩じゃねぇ。絹ちゃんなんてセンスだ。

映画を観た後にTwitterを見たら映画オタクの知り合いが白のコンバース履いてロケ地巡りしてた。ちょいと羨ましい。また京都ロケ地とか行きたいので、それなりの人気作品を作ってください。

飼い猫の取り合いは一番揉める。これで揉めるのなら復縁する。
AP

AP