夏日

ブラックアダムの夏日のネタバレレビュー・内容・結末

ブラックアダム(2022年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

「オレは殺る」

ブラックアダム役のドウェイン・ジョンソンが最高に似合ってる。スリムで超能力をつかって戦うスマートなヒーローが多いなか、圧倒的な筋肉で魅せる肉体がかっこよすぎる。首が太すぎ。肩は丸すぎ。「絶対に強い」と見た目から伝わってくる安心感がある。

ブラックアダムの生い立ちもいい。神に選ばれて超人的な力を手に入れたわけではないことや、怒りに任せて暴走してしまった過去から、自分を見失っていたが、「運命に選ばれた、そして息子に選ばれたのだ」と声をかけられ、国民を救うために復活する。恐れられた破壊神からヒーローになる。

支配されていた民衆が決起して、それに応えるようにピンチに現れるブラックアダムが最高。ぎりぎりまで頑張って、ぎりぎりまで踏ん張って、どうにもならないときにヒーローはそっと手を差し伸べてくれる。自らの意志で立ち上がり、闘う者たちもとにヒーローは現れる。

4人のヒーローとの戦闘シーンも迫力あってよかった。超人的な能力のぶつかりあいがアツい。4人とも十分強力な能力を持ってるし、連携も息が合ってていいのに、ブラックアダムが規格外に強すぎるあまり雑魚に見えちゃうの面白い。やはり、力こそパワー。

4人のヒーローの中だとドクター・フェイトが好き。分身、幻覚、バリア、未来視…。この人の能力だけめちゃくちゃ強いのにくわえて、どんなときでも落ち着いているところや、イギリス紳士のようなイケてるおじさんなところが最高。
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