ララランドをイメージして公開当日に観に行きました。度肝を抜きました。
栄枯盛衰。ハリウッドの一時代を描き、またその時代の一つを担ってもいる今作。映画が好きでよかったと、帰り道涙した同志がたくさんいると信じて疑いません。
ハリウッドへの羨望から始まる最悪で最高の冒頭パーティ。
ハリウッドというあまりにも大きな夢に憧れ、人生を捧げ、そして散っていく人々。
サイレントからトーキーへ。『雨に唄えば』から『アバター』へ。またひとつ時代が終わっていく。
時代の転換期に飲み込まれていくさまざまな栄枯盛衰を目の当たりにしました。
トンネルの奥にはフリークショー。
前時代では人々の娯楽を担っていた煌びやかなショーは、今やアンダーグラウンドで密かに開催される如何わしいものにまで落ちぶれていました。
金の為なら何だってやる、とエンターテイメントとして消費されていたそれは、『映画』もその道を辿るのかもしれないと暗に警告していたように感じます。
マーゴットロビーが凄まじいキャリアの積み方をしていて、、、すき。
ウルフオブウォール・ストリート、ワンスアポンアタイムインハリウッド、からのバビロン梯子したら泣く自信あります。
アカデミーノミネートされなかったのが残念です。