インド映画427本目はなぜか「ひきこもり」
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Netflixスルーのインド映画。インドでも劇場公開なしなんですが、主演が『ヴィクトリア女王最期の秘密』のアリー・ファザルだったので見ました。
あちゃー、アリーくんまただめんず逆行だよ、引きこもりだなんて!と思っていたら無茶苦茶高スペックなキャラだったのでビックリ。
仕事に疲れて家にこもっている元有能な銀行マン、家は彼が働いたお金で改装した豪華マンション。
家族や親友は心配してあの手この手で彼と家から出そうとするのだが、彼もあらゆる手段を駆使して引きこもり生活を維持しており(何せお金持ちでネットで株取り引きもしている)、ドアの入り口から半年以上一歩も外に出ていない。
その彼に転機が?
下の階に住むギャングの娘に脅され1日荷物を預かることに。
同時に友人から「引きこもり」に興味を持つ女性ジャーナリストから取材の申し込みを受ける。
これ、一種のラブコメで取材の過程で彼の引きこもりの本当の理由が明らかになってきます。
もう一つの楽しみはインテリア。とにかく掃除が行き届いていて完璧です。引きこもっているうちに料理も上達したので、ほんとここから引き出すのは大変そう。
友人役でジム・サルブが出てくるところもちょっと胡散臭そうで良かったです。
映画にしたらちょっと地味ですが、そこそこ面白かった。
でも、アリーくんなぜかどすこい体型になっていました。
(優雅な「引きこもり」 2019/11/27記)