オカルトチャンピオン

プロミシング・ヤング・ウーマンのオカルトチャンピオンのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

最後のほうの衝撃すごかった。
全て想定して計画を立てていたことを知ったときは劇場で頭抱えてしまいました。

男たちから受けた性暴力、その周りで無責任に笑っている女たちによって人生が壊れてしまった将来を約束されていたはずの若い女性たち。
過去を忘れのうのうと生きて成功を収めた彼ら。
将来、有望な若者の未来を潰してもいいのかという大学側の期待通り成功してよかったね、被害者は今も時間が止まったままなのにね。

人の人生を壊せることを平気で、簡単に毎夜毎夜行う男たちに主人公が制裁を加えていくはなし。
MeTooだったり、それ以前から当たり前にある男による女性への侮辱、性差別、暴力をテーマにしてるだけに、重いのかと思ってたけど、ポップでめちゃくちゃ見やすくて楽しかった!
キャリー・マリガンがとにかくかわいいし、狂気の制裁者な姿だったり、本当に見ていて飽きない!

そして最初に書いたように最終的な結末が悲しすぎた!
親友の母親や両親が望んでいたように前に歩き始めてほしかった。

男はこれを見てもう同意のないセックスはやめろ!できないなら性器カットしないとなくなんないよ。
抑えつければどうしたって女性が男性の体を振りほどくのは難しいんだから。

昔恋していたとはいえ、久しぶりに会って唾入りのコーヒー飲むやつは変態だよ!過去の過ちさえなければ良いやつだったのかもしれないけど、パリス・ヒルトンの曲フルで歌えるやつは絶対変態だよ!っていう感想。