saco

プロミシング・ヤング・ウーマンのsacoのレビュー・感想・評価

4.0
有望な将来を約束されていた女性が、ある事件によってその人生のレールから外れてしまう。
そこから始まる復讐劇。

ポップな音楽にのって始まるオープニングが、これから始まる不穏な顛末を予感させてハラハラする。
その感じはラストまで途切れることがなく、複雑に感情を揺さぶりながら進む。

キャシー(キャリー・マリガン)が魅力的で、“甘いキャンディで包んだ猛毒が全身を駆け巡る”というキャッチコピーが言い当てて妙です。

事件に関わった特定の人物を制裁するだけではなく、傍観者をも容赦しない徹底した復讐と、後半の見事な結末には胸をすく思いだった。
けど、やっぱり、辛すぎる。

映画としては面白かった。
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