かなりの傑作だったと思う！
ファンタジー路線のリュウソウと、どちらかというとリアル路線のルパパトと作品のカラーがかなり違うのでどう絡ませるのかな～と思っていたけど、三組が自然に溶け合い、どちらのファンでも楽しめるような素晴らしい脚本だった。
ルパパトはこれまでの物語、登場人物たちの関係性を踏まえた台詞回しや描写になっていて感動したし、色んな山場を乗り越えてきたルパパトに正義第一で突っ走ってきたリュウソウの面々を絡ませ、まず自分の気持ちはどうなのか？と考えさせるような巧みな構成に唸らされた。
リュウソウ、ルパパトの色々な組み合わせが観れるのも嬉しいポイント。
カナロの婚活ネタやら、圭一郎とバンバコンビやら、こんなのが観たかった！というシーンが満載だ。
アクション面でもロボ戦こそないものの、ルパンレンジャーの特徴であった独特のカメラワークや武器の交換などなど見せ場が多くて楽しかった。
大満足の一本だった。
