このレビューはネタバレを含みます
TVシリーズの終わり方的に、灼とイグナトフの確執を中心に、イグナトフがインスペクターとして袂を分かつ展開かと思いきや、あっさり仲直り。
副題の通り、ストーリーとしてはファーストインスペクターである梓澤を中心に描いたものとなっている。
終盤になるにつれて小物感は否めなかったが、おばたちゃんとの絡みとか信念を持った行動は好感持てる愛すべき敵キャラだったと思う。
シビュラ的判断を望む梓澤に対して、灼のドミネーターにトリガーがあるくだりはぐっと来る。シビュラもそれを検討できる懐があるので、また世界は変わるかもしれない。
早くもビフロストが崩壊したし、静火局長と課長補佐の人事(ここ笑った)もあり、TVシリーズで語られてない出来事を今後も描いていくのだと思われるので楽しみにしておく。
P.S. 毎回当て馬や無能になってしまう二課と三課に合唱。