「悪魔のせいなら、仕方がないよね。」
死霊館ユニバース8作目。今回は「エンフィールド事件」以来の久々の本編3作目になる。アナベルとかスピンオフとかで色々やってたけど、我が家に戻ったような安心感？でウォーレン夫妻の活躍をこれでもかと見れます。しかしサブタイトルがセンスの欠片もないダッサいタイトルだな、と思ったが、正直このサブタイトルが全てであり、悪魔のせいと証明できたなら無罪にできますよ、ってな内容。
こういうオカルトめいたモノを現実の裁判に当てはめて無罪を主張するというのはありそうでなかった設定（設定というか実話）で面白かった。これから殺人をしてしまった人は悪魔のせいでしたが流行るかもしれない。
と冗談は置いといて、やっぱり久々の死霊館本編はテンションマシマシで面白かった。ジェームズ・ワンは残念ながら原案と製作に回ったので、「エンフィールド事件」ほどの衝撃さはないけど、それでもやっぱりワン節が効いている場面がそこかしこにある。結構サスペンス色が強めだったのも特徴的。
これはこれで面白かったけど、ワン監督は「マリグナント」を新たに手掛けたし、死霊館シリーズからは手を引くのかね。もう一回監督に就任して作って欲しい気もある。っつか死霊館ユニバースっていつまで続くんだろうか。実在の人物の実話だしネタも尽きてくるだろうに。
