ニューヨーク・ブリックリンに暮らし、イスラエル人の母とパレスチナ人の父を持つ12歳のエイブは、文化や宗教の違いから対立する家族に悩まされるなか、料理を作ることを唯一の心の拠りどころにしていた。そんな自分のことは誰にも理解してもらえないと思っていたエイブは、ある日、世界各地の味を掛け合わせた「フュージョン料理」を作るブラジル人シェフのチコと出会う。フュージョン料理を自身の複雑な背景と重ね合わせたエイブは、自分にしか作れない料理で家族をひとつにしようと決意する。
異宗教問題とか色々な宗教問題って日本じゃあまり聞かないけど、こういう意見の食い違いてきな家庭問題はどこにでもあるよね。
異宗教を超えて絆で結ばれるのはほんのひと握りで実際には揉めて揉めて離れる事を選ばずにはいられなくなるよね。
大人ってすぐ何かに属させたがるしコミュニティに入れさせたがるけど、身近な人の声をもっと聞いてほしいね。
チコシェフにエイブが作ったセミ感謝祭の料理を見て欲しかったな。
料理ってただお腹を満たすためのものじゃなくて、料理を囲んでそこから生まれる絆もあるってこと。料理の可能性は無限大。