TERUTERU

スペンサー・コンフィデンシャルのTERUTERUのレビュー・感想・評価

3.5
 最近、私のちまたでも病いで騒動になっている。。。

映画館に行く機会が減ってしまったが登録したNetflixにはお世話になっている。
過去作品やドラマを一気見しているが、今回は自宅鑑賞でおススメしたい作品があるから映画館に足を運べない方は是非読んで鑑賞して頂きたい。ちなみに新作だ✨

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 先にこの作品の説明に入る前に読者に聞いてみるが、
「ロバート・B・パーカー」はご存じかな?
 正直のところこの作品を観るまで私も知らなかったのだが、観てなかなか面白かったから彼の事を簡単に説明しておこう。

「ロバート・B・パーカー」
アメリカ、マサチューセッツ州出身。1970年代から活躍したベテランミステリー小説家だ。日本では『初秋』という作品でかなり有名に、名前だけなら私も見たことはある。現在は2010年に他界し安らかに眠っている。

 さて、作品はどんな内容なのかって?‐それがまた男性には好きになりやすいつくりだ。ミステリーには探偵のキャラが作品の魅力だ。メガネに特殊な蝶ネクタイを付けた少年が事件を推理するわけでもなく、ホテルのスタッフに成り済まして様々なクレーム対応をする警察でもない。
 男らしく泥まみれになろうがダサかろうが犯人を見つけるまで屈しない、暴行、犯罪すれすれタバコがお似合いの主人公、そう「ハードボイルド小説」なのだと。。。

 そのハードボイルド小説でも一躍有名な作品になったのが今回のスペンサー・シリーズなのだ。ご察しの通りシリーズ物だ。
 主演は以前2017年に「もっとも稼いだ俳優1位」に選ばれたベテラン俳優「マーク・ウォールバーグ」主人公と、アベンジャーズシリーズをはじめ『ブラックパンサー』でエムバク役を演じ、次にジョーダン・ピール監督の『Us/アス』で主人公の家族の父を演じた黒人若手俳優「ウィンストン・デューク」映画作品に登場するのは今回で5作目だ。そんな二人のタッグ作品だ。👨🏾‍🤝‍👨🏻
 まー見ているとほんとに事件を解決できるのかというぐらい凸凹コンビだ。だがアクションシーンになればさすが男、いや、「漢」だ。40代後半なマーク、おじさんでもまだまだ衰えない殴り合い。ウィンストンは中々の巨漢男、身丈だけで相手をビビらせる。だが内面は意外に動物思いの優しい漢。
そんな現代社会の裏の世界、麻薬や汚職警官、闇に潜む陰謀を相手に二人のタッグが挑むハードボイルドな漢の物語となっている。

 ちなみになかなかのコメディ要素もある。なかでも笑えたのはバットマンのくだりだ。「あぁ、ほんとだw」と思えた。
 聞く話ではマーク・ウォールバーグの自虐ネタ映画とも言われているがまさしくそうだなとも思えた。まあ、なんせ監督は仲良しの「ピーター・バーグ監督」だ。マークの車好きな一面が多々、場違いな「シボレー・コルベット」に大型トラックが「ブラック・ベティ」というトランスフォーマーに出てくるあれに近い。知る人にとっては違う意味で笑えてくるのだろう。
若者向けみたいにバチバチのアクションでもなく、ギャグ満載の展開とはいかないが「ロバート・B・パーカー」の作品が現代の社会をテーマにスクリーンに戻ってきたと思って観て頂きたい。ハードボイルドな大人達が世界を救ってくれている。💪🦸‍♂️


 今流行りの病も黒幕があってきれいさっぱりなくなるような展開があれば終わりが見えてくるのに中々そうはいかない。これぞ世の難題なミステリー。。。一人一人が自分の体の管理をしないとね。😷🤧🤒

 病は免疫力が低いと訪れてくるから、この映画を観て高めて頂こう。特に男性諸君には好きになって頂きたいね。


2020/No.014
TERUTERU

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