彦次郎

監視資本主義 デジタル社会がもたらす光と影の彦次郎のレビュー・感想・評価

4.0
テック企業関連の方々が身内にはSNSを制限させているというインタビューから始まり現代人が自身の情報を商品化させられているという現実を突きつけたドキュメンタリー。以前読んだ「ネット階級社会」という本にも通じるものを感じます。
家族の時間を大事にしようと携帯を瓶に入れて制限したら叩き割ったり、元カノの動向が気になって我慢できなくなったりとSNS依存を小芝居みたいな形でも提示してくれています。
GAFAによる情報管理社会に生きる奴隷の様な感が有りますが便利さと人との繋がりを求める気持ちを抑止する事はこの感想を書いている時点で難しい事が分かります。
依存せずかといって拒絶せずで利用していくしかないのではないでしょうか。
これを作成したのがNetflixというところが興味深いです。
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