このレビューはネタバレを含みます
走らんのかい！！！
サクッと見れて面白かった！
けど、vs郵便配達員の後あたりからトチ狂いすぎててあんまり現実味がなくなって、逆に怖くない。この映画をリアルな人怖として見たかったけど非現実的すぎて。最後のも、それいる？って感じ。ジプシー・ローズ事件なの？
まず生まれてすぐの子供亡くした母親が新生児室うろうろしてたら病院の人たちから絶対注目されるだろうし、誘拐事件なら速攻で容疑者にあがってくるやん。あれは違う病院なの？ もし同じ病院だとしたら、新生児亡くなった情報なんて病院の人間から街中にすぐに広がるのでは？ 家は結構人目につかない立地っぽかったけど、田舎ほどそういう噂話ってすぐ伝わるしね。普通に街に連れ出ししてたし、隠し通すのはまず無理じゃん？ 遠い場所に引っ越ししたのかな、でも最後の方に主治医が変わりまくってる話してた気がする。薬局の人もクロエと面識あったみたいだけど、クロエ名義で薬を処方されたことはないのでは？でも主治医ってことは何かの本人証明は持ってるってこと？（だって保険証なくない？戸籍ある？アメリカは違うんか？死亡診断書あったよね？）
そんなことして育てた娘ならもっと隠して育てそうなものだよね。最初は典型的な代理ミュウヒハウゼンなのかな？って思いながら見てたけど、病気の子供持つ親の私可哀想って周りに思われたい、世間にアピールしたい、募金欲しい、みたいな感じもなくて、すごく謎だった。多分お金は結構あったんだよね？旦那とか男の存在は出てこないし。クロエの本当の両親の男と不倫しててその子供を亡くしたの？と思ったけど、それだったら余計に容疑者だもんね。
とにかくクロエが自分のもとからいなくなるのが嫌だから、物理的に足を動かなくして、薬飲ませてるんだろうけど、それならあの歳まで生かしておく意味がわからないかも。最後までクロエに嫌われたくなさそうだし。自分が亡くした子供だと本当に思い込んでて、その設定を薬で作ってる感じ？
インターネット通じてない瞬間怖い。あんだけの熱量で部屋に監視カメラはないんだ？とは思った。あの感じなら絶対あるでしょ。監視カメラを見つけるシーンがなくて意外だった。郵便配達も郵便局預かりとかにしないのも謎。
もちろん母親の行動（愛する人を傷つける）にはまったく理解できないのはそうなんだけど、犯罪者として、クロエや世間にバレないようにする行動や言動が全く理解できなかったから、リアリティーがなくて後半メッチャ冷めた感じ。
