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アンダードッグ 前編のdarumaのレビュー・感想・評価

アンダードッグ 前編(2020年製作の映画)
4.0
武正晴監督×足立紳脚本に惹かれて。めっちゃ面白かった!ボクシング映画にハズレなし。ボクシング映画だけど、フックが効いてるというか…冒頭の製作、東映はわかるけど、ABEMA!?(驚)観終わってその驚きがめちゃめちゃ納得に変わった。

(既に前後編観ていますが)前編は勝地涼さんの大勝利!!
いろんな意味で似合いすぎる…ABEMA感あるわ^^
私、勝地さん結構好きなんですよね。

勿論、森山未來さんも最高です!
最初、ドラマ「フルーツ宅配便」が始まったかと思いました…(大好きなんです!)まさかのそういう役!でも知識が無いとぱっとわからないかも…?私はそちらを観ていたのですぐわかりましたが。でも少し観ていればすぐわかると思います。もうこの時点で掴みはOK。

ほかもキャスティングが絶妙すぎる。
まず、ボクシングと言えば松浦慎一郎さん!(見ちゃう!)
北村匠海くんが前編ではそれほどフィーチャーされていないんですが、気になる役回り。そして奥さんが!映画ファンはみんな大好き萩原みのりちゃん!!最初気付かなかったんだけど、途中で「え!?!?」ってなった。

私の大好きな瀧内公美さん。彼女はひと目でわかりました…安定の、安定すぎる役どころ。
勝地さんの彼女が冨手麻妙さん。私は「ホテルローヤル」でこの方を覚えたので、ああ武組!って思いました。確認したら本作より後の公開でしたね(←訂正:ほぼ同時で本作の方が後でした)。あちらの方が強烈ですが、本作でもめっちゃいい役どころです!
そして「喜劇愛妻物語」の水川あさみさん。彼女も常連すぎる(足立紳監督作品)。

あと、エンドロールに物凄くたくさん名前が出てくる作品なんですが、河井青葉さん(は観ていてわかりました!でも何の役だったっけ…嬢の一人か誰かのお母さんだったか?後編まで観たら忘れちゃった)、あと河合優実ちゃんの名前があったような!?どこに出てきたんだろう…

後編で活躍する方は後編に書きます!

前編の演出で好きだったのは、風景がそのままで別シーンに移行する?ところ。例えばどこかの建物の前で昼間(夕方だったかな?)だったのが暗転して夜になり、別の人がそこを通ってる、みたいな。少し舞台みがあって良かったです。

武監督と足立脚本までは知っていましたが、まんま「百円の恋」のスタッフだったんですね!(プロデューサーさんも。主要なスタッフさんが皆、そうみたいです)
男版・百円の恋を目指そうという事で創られたそうです。
ABEMAの藤田晋社長が百円の恋の大ファンで共同製作に名乗りを上げられたとか。なるほど!

前編はテイスト(内容)もそうだけどエンディングに入った途端、いかにもドラマっぽい雰囲気を醸し出してるなぁ…と思ったんですが(石崎ひゅーいさん、曲は好きなんですがいつもちょっとドラマっぽいんですよね。菅田くんが歌ってた「さよならエレジー」大好きなんですが。「虹」は映画だけどあまり映画の印象が無い、というか観てない。。)、本作はほんとにドラマ版もあるんですね、ABEMAだけに。めちゃくちゃ納得です。
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