先日観たロメールと同様に、今泉監督が「日本のホン・サンス」とも呼ばれていると知り観た。ホン・サンス監督も「韓国のロメール」とも言われているらしい。ただ、この映画は男女を描いてきた監督が、男性をほとんど登場させておらず、今泉監督と比較される作品たちとは多少違うのかも?
展開の激しいドラマでもなく、感情の起伏を追うようなものでもない。女性たちの過去や価値観が垣間見える、とはいえどこにでもありそうな会話をスケッチしているような映画だった。
映像をズームさせたりするのが特徴の監督らしいと知ったのは観終わってから。最初はびっくりした。