みかぽん

アーニャは、きっと来るのみかぽんのネタバレレビュー・内容・結末

アーニャは、きっと来る(2020年製作の映画)
3.1

このレビューはネタバレを含みます


それぞれのエピソードはどれも中途半端というか、浅掘りなのでストーリーの補強になってなく、故に全く心に響かなく。
まるで学芸会レベルの演出、なんて言ったらあまりに失礼ですかね…。
これは善良な羊飼い少年のノアくんを描きたいがために作られたアイドル作品?と文句の一つも言いたくなる位、彼以外はめちゃくちゃ雑な扱いの、彼の魅力頼りの映画…に思えました🙁。

突然隠れ家に現れた子供達は、何処から、誰が連れて来たの?
〝アーニャとは、はぐれた時の待ち合わせ先を此処と決めている〟と話す父親に対しては、黄色い六芒星を胸に付けたあんな小さな子供が、ナチス占領下にあるフランスで、しかも一人でこんなスペイン国境の片田舎までたどり着ける?それは切ない父親の願いだよね…。なんて思ってたら、ラストに単身、アーニャ現わる😮!ってしかも成長して大人レベルにデカっっ (なのにノアくんは終始ノアくんが担当)
…最後までホント、リアリティない…😵呆)

まぁピレネー山脈の風景は本当に美しかったし、ノアくんは可愛かったし、久々のアンジェリカ・ヒューストンも元気そうだったんで、いいんです。もう(←投げやり)。
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