「溺れるのは川に落ちたからじゃない。ずっと川の底にいるからだ」
インド・ムンバイ。
麻薬王の息子、オヴィ・マハジャン14歳が誘拐された。さらったのはバングラデシュのアミール・アシフ。アシフはダッカを拠点とする組織のボスで、軍や警察も手中に収めていた。麻薬王に雇われた傭兵部隊はダッカに潜入し、からくもオヴィを奪還。しかし脱出時、麻薬王の右腕サジュが傭兵部隊を攻撃、オヴィを横取りしようとする。麻薬王がギャラを渋って裏切ったのか、サジュがアシフ側に寝返ったのか？アシフの追っ手や警察にも狙われるなか、傭兵部隊の突撃隊員タイラーは、オヴィを連れて決死の逃亡を図る…
「タイラー・レイク」。Netflixオリジナルのアクション巨編。
スタントコーディネーターが監督したってことで、なるほどジョン・ウィックっぽいアクションが満載。善人の心を消しきれない汚れた傭兵というのは、アクションヒーローとしては類型的。でもこーゆーのが男子は好きなのよ。ストレス解消にもってこいの一本でした。マイティソーでお馴染みの兄ちゃん、なかなかアクション魅せてくれました。子供を守り抜く系映画って、ハズレ少ないよね。グロリア、レオン、アジョシ、ローガンに本作。センチメンタルさでは、デンゼル・ワシントンの「マイ・ボディガード」にも通じるものがあったかな。
