soutaの映画まとめ

マイ・ニューヨーク・ダイアリーのsoutaの映画まとめのレビュー・感想・評価

3.5
【soutaの映画つぶやき No.1028】
"マイ・ニューヨーク・ダイアリー"


1990年代ニューヨーク。作家を夢見るジョアンナは、老舗出版エージェンシーで働き始める。"ライ麦畑でつかまえて"作者J.D.サリンジャー宛ファンレターの処理を任される。


サリンジャーの担当編集者とアシスタントを描いた実話。登場人物の構図とか"プラダを着た悪魔"に近いかも?正直ジョアンナには感情移入出来たり出来なかったりだったけど、指示通り仕事をこなす事と自分判断で突き進むこと、善し悪しはあるがバランスよくやることが夢への近道かもしれない。

今作のようにファンレターが本人に届いていなかったらショックだけど、毎日届く熱意ある手紙を読むにつれて彼女の中で何かが変わる。個人的に共感するのは、どんなに周りから本をオススメされても自分から読んでみようと興味が湧かないと読まないし、でもそんな気持ちを経て実際に読んだ時は余計に感動して心に残るものだと思う。