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街の灯のriikoのレビュー・感想・評価

街の灯(1931年製作の映画)
4.3
学生の頃に授業で観た時、
「大人になってからもう一度みてみてほしい」「ラストの受け取り方がきっと変わってくる」
と先生が熱弁していたことをふと思い出して再鑑賞。

心からの感謝を捧げるべきだと思っている対象に対して、人はかくこうあるべきという人物像の理想があるのもしれない。
親は立派であるべき、先生は人格者であるべき、無償で優しくしてくれた他人は紳士であるべきと...

心眼には他者の姿が見えており敬意を示していたのに、身体の目には自分の浅はかさが映ってしまった。心当たりしかない。
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