riiko

哀れなるものたちのriikoのネタバレレビュー・内容・結末

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

R指定のBarbieとはさもありなん、ただし寓話とまではいかない。
アカデミー受賞女優がこれを受けるって本人の作品への共感や強い意志を感じる。

性的暴力に関してのあれこれの報道が蔓延る昨今、
「自分で幸せになる方法を見つけた!」
のあのカットを観て、女のセックスに対しての主体性、あるいは選択する側でもあるのだというメッセージに感じた。共感こそないけど。

あと、セックスに明け暮れていたのにベラが本を読んだり外に出て学びを得ることを覚えた時、
当初はリベラル男子として余裕を見せていたダンカンが束縛メンヘラになっていくのは面白かった。
ただマウントとってるだけなのに器がでかいって勘違いしてる奴あるあるすぎる。
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