これ、レビュー書こうと思って検索しても出てこないじゃないですか〜!
Filmarks運営委員会さんにお願いして載せてもらいました。
そんなわけでレビュー1番乗り!v(。・ω・。)ィェィ♪
モフセン・マフマルバフさんの奥様、マルズィエ・メシュキニ夫人の第2作目☆
舞台はアフガニスタンのカブールです。
両親が刑務所。
取り残された2人の小さな兄妹と1匹のワンちゃん。
お母さんに会いたい!
なんとかしようと2人が考えたこと、それは…。
両親が刑務所って…普通だったらどんな家族なの?💦
ってなるけど、ここはイスラームの世界。
お父さんはタリバン。
お母さんはお父さんの暴力に耐えかね、そして何かいきさつがあって他の男性と再婚してしまったご様子。
それってあちらでは罪な事なんです。
売女…そう呼ばれてました。
でも、そんな事情を知ってももう驚かなくなってしまった自分に驚き💦
心が痛くなるような重いお話かと思ったらそうでもないんですね。
それはこの兄妹がとても逞しく微笑ましいせいかな。
刑務所にいるお母さんに会うために一生懸命にあることをするんだけど、なかなかうまくいかないの。
これがまた、可哀想ではあるんだけど可愛いくもあるんです。
特に妹ちゃんがね〜(*´∇`*)
汚れで固まってしまった髪の毛ときゅっと潜めた眉と口。
一見男の子かな?て感じなんだけど「わたし」て可愛い声で言ってたから女の子なんだなって。
この子がお兄ちゃん顔負けにしっかり者。
野宿をする、小枝を拾い売り、そのお金でパンを買って兄妹で分け合いながら食べる。
厳しい環境におかれた中東の子供たち、本当に感心してしまう。
子供相手でも大人たちは容赦しないし、何かに甘えていては生きていけない。
毎回考えさせられちゃう💦
ところで、すごーくビックリしたことが!
本作に登場するアフガニスタンの映画館で『自転車泥棒』(多分間違いないと思う…)が上映されていたではないの!
チケット売りの青年は「つまんないアート映画」て呼んでました。笑
猛々しいものしか上映されないのかと思っていたけど、まさかのイタリア映画!( ˙o˙ )