この映画は、ある中年男性がひたすら可哀想な目に遭う映画です。
階段から落ちるシーンとか、あまりに悲惨すぎて目を覆いたくなる、というか、あそこまでやると、もう笑ってしまう。
宇宙最強生物であるドニーイェンとの対立は言わずもがな、本作最大の、ジョンにとっての不幸であり、我々観客にとってのお楽しみポイント。
ジョン・ウィックシリーズが他のアクション映画と大きく違うのは、やっぱりガンアクションの見せ方が、毎回新しい見せ方を提供してくれるってことだと思うのだけど、今作もちゃんと素晴らしかった。
これって言葉にすると簡単だけど、ガンアクション映画ってこれだけ無数にあって、今更そこに斬新さを提供するのって余程のことがないとできることじゃない。
