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ただ悪より救いたまえのkyokoのレビュー・感想・評価

ただ悪より救いたまえ(2019年製作の映画)
3.8
『工作』以来のスクリーンでのジョンミンだし、加えて『新しき世界』のコンビ再びときてるので、ものすごく楽しみにしていた作品。

濃密かつ繊細な関係性が物語に深みを与えていた『新しき世界』に対して、お互いそんなによく知らないけどこんなことになっちゃいました的なふたりの応酬は、どこか噛み合っていないままイジョンジェが暴走、一方的に迷惑&変な人に。
トゥクトゥクでババーン!って登場したときはもう爆笑だった。てかトゥクトゥクの運転手がかわいそうでかわいそうで笑笑

イジョンジェをはじめ、ヤクザ役に白竜と豊原功補とか、タイの悪人と言えばこの人(名前覚えられない)とか、オネエの愛嬌(パクジョンミン素晴らしい)とか、いい意味でベタなキャラクター色が先行して物語自体がやや置いてきぼりになってしまった感あり。

でも、ファンジョンミンの片言日本語に萌え、アクションに萌え、アジョシ的表情に泣きで、十分ジョンミンを堪能できたので満足(しかもてっきり日本風のセットで撮ってるんだと思ってたらほんとに日本で撮ってたらしい。日本に来てたのか〜感慨深い)。
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