きょう

#生きているのきょうのレビュー・感想・評価

#生きている(2020年製作の映画)
3.6
「1.5時間楽しめる良作ではあるが、韓国のネットに強い長所を活用してほしかった。」

韓国のゾンビ映画といえば新感染だろう。本作も予告や扉絵(って言うのか?サムネ?)からまた新しい空間を活用した、見たことがないゾンビムービーを期待していた。

が、しかし他の使い古された閉鎖された建物の中から脱出を試みるような、ある種ありきたりな映画と同じように感じてしまった。

主人公が配信者であったりネットや機械に強そうな描写があるのだから、そこを活用して欲しかった。
閉鎖された一部屋からでもストリーマーやインフルエンサーの力を使い、ネットを通じた繋がりが助けになり窮地の脱出に繋がるとか、、、少し新たな切り口が見たかった。

途中からは主要人物感のやり取りはある意味アナログなものとなってしまう。折角ネット文化に強い韓国がSNSやストリーマーをテーマにゾンビ映画を作るなら、そっちをフル活用して欲しかった。

楽しい時間が1.5時間。暇潰しに見ることはできるが、私が期待していたものとは違ってしまった。
きょう

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