家から出ないに限る物騒な世の中、家が沈んでしまったら泣いても泣ききれない。あらゆる物理法則を見た…一度滑り出すと止まらない(静止摩擦＞動摩擦)、ガラスの原子はかたく結び付き変形しないため大きなエネルギーがかかると亀裂が一瞬で広がる脆性破壊、支持基底面から重心が出ることでトルクが発生、回転に抵抗するには慣性モーメントをでかくして暴れろ、縮こまって重心を下げ安定した姿勢をとれ、下に強く押すことでジャンプできるニュートンの第三法則作用反作用、力を釣り合わせたいならケーブルは高低差をつけずにひっぱれ、浮力中心は水面下の体積中心であるゆえ垂直に重心をおけ(これは上下逆でもバランスがとれる)、平底の船は復原力が大きいので傾いてもすぐ元に戻る…
いつかためになると思うんだけど車の窓などに使われる強化ガラスは一部が壊れると全部細かく砕ける安全設計になってて表面は強いけど角や横からの圧に弱いのでヘッドレスト差し込んでテコの原理で破れ！フロントガラスは負傷を防ぐために合わせガラスになってるのでそっちは壊せないぞ！あと流砂からの出方の動画前見ました(https://youtu.be/zHNP0_gp-Sc)
地下鉄や工事や配管で空洞化して沈むこともあるし、埋立地だったら地震の振動で液状化することもある。『断崖』で商業施設この写真のとこに建てようかと思ったんだけど行ってみたら石灰岩で危なかったんだよね～ってあって、どう見てもその写真白黒でもドーバーのチョークにしか見えなかったの思い出した、海と酸性雨で溶けるから石灰岩近くに建てるな。ナチスのミサイル開発施設もコンクリートをドーム状に敷き詰めてから下の石灰岩を掘って施設を作った賢さがあるがクソデカ目立ちたがりや構造と弱い石灰岩だったせいで空爆で大打撃だよ。サンフランシスコではゴールドラッシュ時代にみんなが押し掛けて船を乗り捨ててって、おまけに船を沈めればそこが自分の土地にできるので中心街が船の墓場の埋立地になって不安定な上に活断層上にあるそうだよ。そういえば1995年の500人以上亡くなったソウルスーパーマーケット崩落事件は鉄筋の補強が少ないやら些細な振動やら屋上に色々置いて積載荷重とか固定荷重で崩壊したとかだった気がする(『マイディアミスター』でドンフンもキレてた)。ぼくは建築はよくわかりませんが平屋根じゃなくて三角形にした方が良いんじゃないかな…トラス構造にすれば力が分散するから耐久性あるし…水捌け悪いせいで劣化することもないし…まぁ上では重力と摩擦に負けて滑りますが…
なんかたまたま『ニコマコス倫理学』を読んでたんだけど、「あらゆる技術研究行為選択すべてみななんらかの善を目指していると思われる」「友人は唯一の避難場所になる」「友愛には人間の良さに基づくもの、有用性に基づくもの(会社の関係がここ)、快楽に基づくものがあるものがある」「共に塩を食べない限り相手を知ることはできない」とかに思いを馳せました。また緊急時にどういった層から犠牲になっていくのか、そしてこれからの気候変動を経た新しい人間の暮らし方の提示、そうした中にも過去の傷や失敗がはっきり描かれているところが韓国らしい。しかし家父長の国やばない？感もある。出てる俳優みなコメディ人間だが…と疑ってたところのこのバランスである。『トンネル』は孤立無援横地獄、今回はチーム戦縦地獄。『三食ごはん』ラブ人間なのでチャスンウォン氏の登場シーンがあの家から不機嫌顔の巨人がのっそり出てくるようにしか見えなくて笑ったし(イグァンス氏も来たのでもはや島民仲間)、脇役かなり豪華、すべての俳優はナムダルムから始まることでお馴染み万能子役の彼の成長具合に一番驚いた、20歳だって！(入隊してしまいました…)
