なるほど。この世界観嫌いじゃない、というかディストピア管理社会近未来SFは大好物だ。コンセプトもいい。
が、ミッドポイント辺りからダレてしまった。お姉さんがなぁ、妹に負けてんだよなあ・・
それとこのアイデアで進むと「やはり帰結は管理側かあ」と痛感する。考えは良質なんだが力学が素直。こうなっちゃうかね。
テロ偽装はボストンマラソンがインスピ源だろう。他にも評価経済を利用した「団体」の資金源モチーフもいい。が、「世にも奇妙」マインドを越えていってくれない。
この作品、SFへのマナーを弁えていてキライにはなれない。が、映画って奴はもうワンパンチ必要なのな。逆に勉強になったわ。