おのちん

夏への扉 ―キミのいる未来へ―のおのちんのレビュー・感想・評価

3.0
お子さんの夏休みにどうぞ

名作古典SF小説が原作なので、よほど変なことしない限りは駄作になりようのない映画。

原作にない藤木さんのロボットが同行する意味は?

観てる側に感情移入させたそうなおセンチな場面がいくつかあったけどストーリーを消化するのに精一杯という構成で、とてもじゃないけど主人公にも女の子にも感情移入できなかった。終盤の展開が説明不足すぎて初見の人は何が何だかよくわからなかったのでは?

本来、最後は年齢差があってこそグッと切なくなるところを、アイドルの恋愛映画にしてしまってるので全体にゆるいハッピーエンドに。文部科学省が夏休みのお子さんたちに薦めそうな映画。

かといってラスト、もし年齢差のストーリーにしてたらインターステラーかよ!と言われてたでしょうね。

2022.09.02
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