このレビューはネタバレを含みます
『さがす』(★2.5)がそこそこ良かった片山監督、脚本・岨手由貴子による短編。
基になった実際の事件の写真は有名でそこからこの物語は始まるが、
おそらく“自傷行為(肩に多数の切創痕)の過去を持つ女性が馬鹿な男に騙される”典型。
短編に必要なインパクトはオープニングだけ、軽い皮肉と間抜けで少し笑えるオチ程度で特に面白いとは思えなかった。
長編の評判は良い岨手さん、短編『アンダーウェア・アフェア』(★1.5)を観たけど短編はあまり得意ではないような印象を受ける。
2022年短編3本目(+長編168本)