ジャケットを見る限りでは めちゃくちゃ現代っぽいけど1880年〜のお話。
社会主義者として時代の先駆者であったエリノア·マルクスの半生を描く。
父は「資本論」で有名なカール·マルクス。
多くの兄弟の中でも 彼女だけが父親の才能を受け継いだようです。
労働者の環境改善と男女平等の権利に力を注ぐ。
活動家としては素晴らしかったのに
浪費癖と女にだらしない男と
早く見切りをつけたら良かったのに。
彼は 彼女が忌み嫌う労働者を不当に搾取する側の代表とも言えるような人物。
他人に尽くす事から 社会主義リーダーとなったけれども
それが仇となり プライベートではエイヴリングによって利用されるだけであった。
偉大な父親もまた エイヴリングと同類の男であったようです。
少女の頃に 好きな格言を「明日へ進む」と力強く答えてきたのに
彼女の最期があっけなかった。
男によって振り回されたのが残念でならない。
クラシックの中にパンクもあったりとか
音楽がちょっとしっくりこない違和感を感じた。
これに すご〜く詳しく書かれているので
映画を観なくとも これで彼女が分かります。
https://www.elle.com/jp/culture/movie-tv/g37452173/toxic-father-karl-marx-and-his-daughter-eleanor-marx-210904/