やっぱ21世紀になってからのペドロ・コスタって良くも悪くも緩いゴダールみたいな作品多いよなと改めて思わされたし、その緩さ故に短めの方が良いかもしれないとも改めて感じた。（それにしてもこの作品は他の作品以上に構図が良かったようにも思える）

場所がぶっ飛ぶ

コロッサルユースも他のもデータ持ってんのに観る気力が出ないのはヴェントゥーラの呪いか。ヴェントゥーラが語り部を演じ、この土地を巡る人間関係の過去と現在が交錯。ペドロコスタの中でも幻想色強めな気がした。「タラファル」と「わたしたちの男」と本作で一本の映画。

「タラファル」が1番惹きつけられる。
ワンビン色強め、国によって建設された政治犯用の強制収容所が存在した土地カーボヴェルデをめぐって語られる土地と家族の運命。ラストカットは「わたしたちの男」と一緒なのに受ける印象が違う。

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