ザ・フラッシュのhiroyokoのネタバレレビュー・内容・結末

アメコミファンが夢想するマルチバース。
ジャスティスリーグでも好演していた、エズラミラー。プライベートが中々お騒がせですが、役者としての彼はとても、上手く、魅力的。微妙な年齢差を演じ分けている。
冒頭の赤ちゃんレスキューは、エズラ版フラッシュの良さが凝縮されてた。ユーモラスで機転が効いてる。能力を無くすバリーと能力初心者のバリーの対比も上手い。あの能力を得たらあーなるよなー。そして、そして、マイケルキートン版バットマン。隠遁の風貌からのバットマンの復活はメタ的演出で味わい深い。ティムバートンのあのゴシックなデザインはやっぱりいい。バットモービル、走って欲しかったなー。
ゾッド将軍からの展開は、ヒーローが負ける世界線。何度繰り返しても負けるのは、今回のテーマである、喪失を経験した人生の肯定、に落着させる。腹落ちはするんだけど、ヒーロー映画の気持ち良さは無いのが、残念。あの世界は完全にバッドエンドだよな、、
スーパーマンの他の世界線には、口が開きっぱなしだった。まさかIMAXであのスーパーマンを観れるとは、、。
そしてラストのブルース！いやー、まさか！ご本人が黒歴史的に語ってるので、思わずウソ！って呟いてしまった。本国では、皆んなバリーと同じ表情になっていたのでは。マーベル、DC通じて、最も驚いたカメオ。