公開前すごく話題になって、公開後あんまり話題にならなかった作品。
作品の良し悪しも、その時の話題によって大きく左右されてしまう、今を共有してる感じがする。
スターウォーズのエピソード1が当時は酷評されたという話題も後からみた私には信じられないみたいに、後年変わっていくものもあるから。
次のアクアマンで一旦今のDCユニバースが閉じると決まってしまっているから、盛り上がらないというのもあるよね。次の作品や他の作品が相対的にある作品の評価を変えてしまうこともある。
みんなが良いというから、あっちの作品と比較して、そんな見方にならないようになりたいね。
じゃあフラッシュ、今どうだったの？と聞かれたら、普通に面白かったよ。
コメディが豊富で、笑いながら見られたし。
目的が、自分が守れなかったたった一つのものを取り戻すってことに集約していて、その中で何とかしようと踠く姿だから共感出来るし、
その結末がどうなるかも想定出来る。悲しいけど、数多の力を得た人の物語で見てきたから。
マーケティングというのも難しいもので、過去のバットマンやスーパーマンが、自分の過去とは別のものに変わっていて、マイケル・キートンのバットマンやサシャのスーパーガールと出会うんだけど、こういうのって先に宣伝されてしまうものだから、知らない方が楽しめたのかもって見ながら思うんだよね。
2人ともとっても良かったけど。
ヒーロー映画も、マルチバースも、描き過ぎちゃったよね。フレッシュさがなくなって、同じ袋小路のなか。それも話題や流行りって感じ。
最近はこのカテゴリーは今やオタクのものというより、ビジネスの最前線のようだね。
