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ザ・スイッチのmitoのレビュー・感想・評価

ザ・スイッチ(2020年製作の映画)
3.8
2021年46本目。
数ヶ月の延期を経てようやく公開。
引っ込み思案の女の子が猟奇的殺人鬼に殺されかける…そんな窮地に起きたのは、まさかの入れ替わり。

女子高生の姿を得た殺人鬼と、
殺人鬼の顔をした女子高生の攻防が始まる。

あらすじの時点で最高に楽しそう。
しかもハッピー・デス・デイのクリストファー・ランドン監督作品。

面白くない訳がない。
と、ハードルを上げてみたが…、
まあ、流石にハッピー・デス・デイのようにぶっ飛んだ作品までは行かなかったが、普通に頭を空っぽにして観るのにはピッタリの一品。

王道設定を通しつつも、ブラムハウスらしい狂気的描写をエッセンスに、中々のキワモノに仕上がっている。

そして、何より殺人鬼にヴィンス・ヴォーンをキャスティングしたのが完璧。
ヤバい奴にも見えるし、おっさんに憑依した女子高生にもしっかり見えるし。

とりあえず、ブラムハウスには、この映画やハッピー・デス・デイみたいな「ご家庭にも優しいスリラー映画」を定期的に作って欲しい!
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