「定番の入れ替わりホラー」
ブラムハウス製作、「ハッピー・デス・デイ」シリーズのクリストファー・ランドンが監督を務めた定番の入れ替わりネタ。女子高生と連続殺人鬼が入れ替わるというありそうで無かったホラー作品。
B級ぽさ全開で自分の超好みな設定だから期待値上げて観たんだが、正直そんなにだった。イマイチだった要因は、ハチャメチャさが足りなかったんだと思う。こんなあり得ない設定なんだからもっとガンガン殺戮しまくってもっとバンバンハプニング起こさないと。
殺人鬼も殺人鬼で冒頭に殺しまくってたのが入れ替わったらなんか大人しくなった印象。いやまあそれでも殺しまくってるけど。劇中でも言うように女の体だからパワーダウンしたのも要因の一つなんだろうが、それならそれで逆に頭使わないと。あと入れ替わる前振りまでが長い。そのせいで入れ替わってからのハプニングイベントが少なく感じた。まあラストのキメの為には多少のバックボーンは入れないといけなかったんだろうけどさ。
んー、設定の割には思ったほどノれなかったなー。思ったほどグロくなかったし。いやグロいのはグロいけど想定の範囲内のグロさだった。いやグロければいいわけじゃないんだけどもさ。グロ苦手だし。じゃあなんで言ったんだっていうノリツッコミで締める。
↓ここからネタバレ
終盤の流れが意味不明。殺人鬼死んだってなったのになんで生きてんのよ。その点の説明が全く無しなのでポカーンだった。最初元に戻ってなくてバッドエンドなのかと思ったよ。
野暮ツッコミになるがミリーの姿で殺した奴らはミリーが殺人してるワケだし、その点はどうなったのかちゃんと描写して欲しかった。事実を話すって言葉だけで説明されて投げやりになった感はある。
