アダム・ドライバー主演のSFアドベンチャーもの。SWサーガのあの役とは異なり純粋なSFモノという事で期待はせずが楽しみたいなぁと肩の力を抜いての鑑賞。結果、それなりに満足な出来だったかと。確かに脚本の稚拙さは感じられ、
伏線の回収方法に旨みは感じられないものの、尺が短く直ぐに本題に入るという潔さは好感持てるよね。
予告編からこれは『猿の惑星』オマージュみたいだから、アダムは何処に戻るって言うんだろうと思ったりしてたけどああいう設定とは….。
そして潔い序盤からの主人公たちのゴールが明確になったシナリオなので、混乱もせずにあの世界観に身を任せられるってものだよね。そういう意味で太古の地球に不時着した事を最初に宣言するのもありなのかなと思った。観客が変なツイストを期待していたら….とかね。
また洞窟からの離れ離れになってからの危機を脱するのは、伏線がないご都合主義だったり、伏線があってもあの恐竜にそれが効果的だったのかなど結構ハテナと思う場面もあったけど、苦笑する程でもないレベル。
サクッと見られてアダム・ドライバーが好きな人は見る価値十分なものだ。
