しょうちゃん

キャッシュトラックのしょうちゃんのレビュー・感想・評価

キャッシュトラック(2021年製作の映画)
4.0
2021年37本目の劇場鑑賞。
令和119本目の劇場鑑賞。

2004年のフランス映画「ブルー・レクイエム」をガイ・リッチー監督、
ジェイソン・ステイサム主演コンビで英語リメイクしたクライム・アクション。

危険な現金輸送専門の警備会社に雇われた寡黙な新人警備員の謎に包まれた目的とその正体がスリリングに描かれていく。

オリジナルの“ブルー・レクイエム”は未見。
現金輸送車にハゲのモンスターが潜んでいる話。
ジェイソン・ステイサム演じる“H”は新人警備員なんだが、
とても違和感があり、
見るからにただ者ではないのは誰でもわかる。
邦題は現金輸送車をタイトルにした“キャッシュトラック”。
原題は“WRATH OF MAN”で訳すと“男の怒り”なんで、
現金輸送車の強奪事件が発生してから最後まで、
ジェイソン・ステイサムが頭から湯気を立てて怒りまくる。
ガイ・リッチー監督らしく、
4部構成を時系列で変則的に描いており、
1~3部までをバラバラに描き、
最後の4部でひとつにまとめる構成は上手い。
“H”の正体や、
頭から湯気を立てて起こっている理由は、
徐々に明らかになっていく。
アクションは銃撃戦のみで、
ステイサムのキレッキレのアクションはありません。
キャスティングは、
ジェフリー・ドノヴァン、
ジョシュ・ハートネット、
エディ・マーサン、
スコット・イーストウッド、
アンディ・ガルシアなど豪華なんだが、
ハゲの一人勝ちみたいで、
他のキャストは見せ場がないのは残念。
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