ぶちょおファンク

キャッシュトラックのぶちょおファンクのネタバレレビュー・内容・結末

キャッシュトラック(2021年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

序盤★2.5 中盤★3.5 終盤★3

フランスの小説が原作、先に映画化(『ブルー・レクイエム』)されているもののリメイクらしい。

ガイ・リッチー&J.ステイサム、4作目のタッグ作品!
(『ロック、ストック〜』『スナッチ』『リボルバー』全鑑賞済)

良い点
◯H(J.ステイサム)のミステリアス感。
◯コッポラ監督作『地獄の黙示録』で印象的なクラシックの名曲「ワルキューレの騎行」が効果的に使われている。

気になる点
●思わせぶりにHとFBIの偉いさん(アンディー・ガルシア)との繋がり等があり、偉いさんは偉いさんで思惑からHを泳がせて別件(連続現金輸送車強奪犯)を解決したいのだろうけど、この要素は物語のノイズのひとつでいらないと思う。


☆総評
一部爽快感はあるけどそのドキドキが頂点に達して終わるというよりは、一度静まってクールに幕を下ろすハードボイルドな作風。

初期からあるガイ・リッチーのイメージとしては意外と大人な締めだったけど面白かった!


2021年328本目(+短編17本)