John and Jane Doeの作品情報・感想・評価

John and Jane Doe2004年製作の映画)

製作国:

上映時間:81分

3.2

「John and Jane Doe」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

坂上忍監督のオムニバス風3つの牛乳


2004年。
パル企画提供。
脚本監督坂上忍。

ビデオ屋、大人のコーナーになぜか代々的な「坂上忍監督」R18の文字。ん!何だろう?!気になる18禁。

坂上忍!今や、司会者、一流芸能人の仲間入り。テレビは特番司会者的位置。坂上忍的ゲストの数々。

そもそも私は相米慎二監督「ションベンライダー」が初お目見え。ちょっと生意気な感じの役どころだった。

あと「就職戦線異常なし」フジテレビのホイチョイ就職話だった。そこにでていたかな?という印象。「魔の刻」の若きウブなジャケ写真にもいた気がする。

また某大人雑誌のコラムを何度か読んでいた。大抵ギャンブル負けたとか芸能人の事とかそんな事を書いていた気がする。大人雑誌じゃないと書けないような文だった。

そんな坂上忍監督、ジャケット見るとオムニバス映画にみえる。レンタル鑑賞してみた。



ン~な~んか、なんにも起こらないぞー!という事で。星1つ、エロくないし。でもいいかもしれませんが、私は好きです。

「John and Jane Don=名無しのごんべえ」という意味。

ところどころ絡みはあるし、こだわったカットもある。音楽というか音にも非常にこだわってるが、もはや短編映画のモヤモヤな感じ。

雪深いコテージに住むカップル。訳があるようだが皆証言VTR風つけたし。そのつけたしに豪華メンツ。井上淳、火野正平、奥貫薫等々出演。3つの話を結びつけているのか、誰のどのエピに言ってるのか?わからず。おさえでその豪華メンツと3組の絡むドラマシーンは皆無。なんであくまでこういうカップルなんだろうとは思うだけ。

この2人だけでもいけた気がする。丁寧な前ふりだけに残念だった。

1番過激なセクシー同性ラブになりそうと思いきや、、。

1番描かれないイン韓国編。??2人の関係性が判らず。

またこの出演するカップルがまあまあ喋らない。素振りや2人で立ち尽くすカット(やたら出てくる。坂上監督のこだわりだと思う。が、なかなかしつこい)んで台詞がまあ無いという挑戦的オムニバス。

あくまて遊んだり、じゃれたり、歩行したりのシーンのみ。これも多分こういう風に描きたかったんだと思う。

ご自身が俳優で散々ドラマを演じた反動の表現にもみえた。スカスカでも台詞はいらず、関係性の所作、アクション、セックス絡みのみで成立させたいというのは見ててわかる。

が、相対的に薄くてよくわからないという結果に見えた。

インタビューが特典でついていて見てみた。インタビューがキネマ旬報元編集長の植草さんだった!びっくり!

まず籠もって期間限定で合宿撮影
全てオーディション
脚本ほぼ無し
俳優業つまらない時に撮影

プロデューサーと揉め、追加撮影とうありなるほどなあ~。ふわあとした感じがたいそう大変撮影だったようだが、。上記状況からこんな感じな作品になるのかあ。

なんだかスカスカな作品というオムニバスでした。

だけどめちゃくちゃこだわってる所もあり。

やたらと「牛乳」が出現。監督絶対牛乳嫌いな気がする。

牛乳をついだり、ゴクゴク音と飲ませたり、つがせたり、牛乳かけあったり。あげくにはどアップで魅せたり、牛乳瓶割ったり、牛乳瓶ボーリングしたり、なんだか3組訳判らず。ここからわかるのは、坂上忍が牛乳を嫌いということか、やることないから牛乳で遊んだがそのどちらかでしょう。牛乳が主役かと思った。カップルのエロスとはイチミリも関連関係がない。

勿論絡みのシーンも画面構成、色使いを変え魅せているが、暗すぎでわからないとか、寄りが無いのでなんだか判らないみたいな感じ。しかも短めというサービス。ん~、短編をつないだんでしょうね坂上監督がプロデューサーと喧嘩しながら。その揉めた感じも、投げやりな感じもなんだかスカスカな関係性から見えてくる。

R18だけど全然エロくないソフトエロス。

んーなんかね未完成な作品でした。残念。だけどやろうとしているこだわりがよくわからないというのが正直感想。だけど、なんだか荒削り過ぎて嫌いになれない。

雪深い最初のエピが良い感じだったのでこの2人だけでからみにいったら面白くなりそうだったのになあと思っちゃいました。

同性ラブの方は化粧、じゃれあい、喧嘩、立ち尽くす、レズなからみ終了という感じ。???が残る。

韓国のはロケハンして歩かせ、絡みして、歯を磨かせ、化粧して終わりみたいな映像。

監督のビジョン無しにやった感は、設定、脚本なしから画面にもやっぱりしっかり出ている感じはいなめません。

坂上忍監督作品3作目の「名無しのごんべえ」でした。タイトルも特にこだわりないそうです。判りづらくしたかったのかな?!


さて
坂上忍の3つの牛乳18禁
あくまで実験的な短編のよう。

是非坂上忍ファンは、挑戦してみてわいかがでしょう。