KnightsofOdessa

最後の入浴のKnightsofOdessaのレビュー・感想・評価

最後の入浴(2020年製作の映画)
3.5
[叔母さんにポコチン拭かせる青年て…] 70点

むせ返るほど濃密で淫靡な空気の充満したお屋敷を楽しめる文芸エロ映画。修道女の伯母の父が亡くなり、実家で彼と二人暮らしをしていた甥っ子の面倒を見ることになるが、修道女としての仕事を捨てることも甥っ子を見捨てることも出来ず、しかも甥っ子がイケメンで不自然なほど無防備なので悶々とするみたいな話。甥っ子の女友達(距離近め)、長年遊んできた甥っ子の母親、甥っ子の今後を心配する児童相談所の職員など、魅力的な"準ヴィラン"がいっぱいいるなかで、伯母と甥っ子が双方悶々としてるのが可愛らしい。というか、甥っ子は無駄にイケメンなのに全裸になってポコチンを伯母に拭いてもらってるという謎すぎる甘えん坊ちゃんなので、状況萌え(?)みたいなのは肌で感じる。衝撃的すぎて残りの部分が吹っ飛んでしまった、ポコチンくらい自分で拭け!

TIFFの最序盤で観た作品で、平均ちょい上くらいの点数しかなのに、後にTIFFベスト5入り(21本中)を果たすという偉業の持ち主。宗教者である必然性が感じられないのが失点理由の一つ。
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