私は決して泣かないのkyokoのレビュー・感想・評価

着メロはFuck Tha Police の17歳。
出稼ぎ先で事故死した父親の遺体を引き取るためにひとりポーランドからアイルランドに向かう。

こちとら泣いてるヒマなんかないんだよ！とばかりにあらゆるものを薙ぎ倒していくオラは見ていてヒヤヒヤするけど、その強さが清々しくもある。
言葉汚く大人に対峙する彼女は、娘に頼りきりの母と障害のある兄を見捨てることなどできない、自分の中にある深い愛情と義侠心に気づかない繊細なヤンキー娘だった。ラストはもう抱きしめてあげたいくらいに可愛くて泣く。

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