小僧感あるブラッド・ピットと、現役感のあるモーガン・フリーマン。この二人の演技をマジマジと観るだけで幸せな127分、ほぼ真っ暗。でも128分経ったころには、皆さんご存知の状態に…。
キリスト教的な発想とか、七つの大罪やらダンテの神曲やら、日本に生まれて盆暮れ正月をのほほんと家族で暮らす日本人にはハードルが高いお話だったりするかもしれない。でもまあ、そこに知見が無くともさらりと観れはする。さらりと嫌な気持ちになれるので大丈夫。
「人間を罪へと導く」と見做されてきた7つの欲望と感情。誰もそんな大罪には抗えんよ。罪人で結構。ごめん、俺は全然迷わずぶっ放す。