夏やん！ホラー観たくなるやん！熱は冷めることなく、むしろ1人で観るのことに対して、抵抗あるだけだったのかと乙女なおっさん心に、おえっとなりつつも、気になっていたこちらを鑑賞。
いやあ、完成度高いですね！
物語の流れも細かな気付きを与える伏線、謎を謎を呼ぶ仕掛けに、定期的に繰り返す奇妙な現象、崩壊していく家族、おっさんかっこいいなおい！、などなど見所要素満載。
もちろん怖さの度合いも高くて、びっくりする箇所もあれど効果的だったのは、正体が分からない何かの謎を徐々に分かっていく過程で起こること、分かることが特に怖い。
物語は早い段階でとある人物が死にます。
そこで嘘やろ？ここからどうなるのよと思ったら、ひょっとしたら本当の主人公はこの家族ではないのではないかと思ったり。
構成もしっかりして濃ゆいから、怖がらせに全振り(物足りんやつではない)もしてなく、中心となっているのは家族だぞってのがあるのが良かったな。
ただ正直、終盤に向けての謎が分かってきてからは、ここまできちゃうと最早怖くなくて、あとは勝負やで！って感じだから、最後まで不穏でじめじめしたねっとり感が欲しかったかなってのも思った。
実は乙女だと分かった私は、観賞後のベッドの下が怖くて寝れんやねえかと心配して寝たけど、心配ご無用の爆睡コースだったので、まだまだ乙女度が足りないなと落胆しましたとさ。
