えむ

ボブという名の猫2 幸せのギフトのえむのレビュー・感想・評価

3.8
滑り込みで観られました〜!!
ボブ〜!!!

一作目を観て、ボブの可愛らしさと賢さ、安定感のあるハートフルなストーリーにとても優しい気持ちになれたので、二作目が公開中と聞いてなんとか観たいと思っていたのでした。

一作目のラストは既に大円団で、二作目ってどんな流れになるのかと思ったけれど、まだ一作目が出版される前のクリスマスにまつわる二人(飼い主さんのジェームズと猫のボブ)の物語で、一作目の中では語りきれなかった紆余曲折の部分が語られていました。

二人の絆の強さ、一作目以上のジェームズのボブへの愛情が垣間見れてやはりとても心温まる物語。

彼らを取り巻く隣人も友人も優しいけれど、でも、ショップの店長さんのあの言い方は、良い話である以上に、お別れへの背中を押しているようにも感じるから、悩んでる時にはかなり堪えるだろうなって思いましたけどね・・・
(どちらの結果になっても受け入れられるようにワンクッション置いたんでしょうけど、あれは私だったら悲しくなっちゃう・・・)

あと、ライバルさんとの関係がお互いを知って変わっていくところがとても良かった。
みんな余裕がなくて殺伐としてるだけで、本来は何ら変わらぬ人対人。


実話であるこの物語、ボブは残念ながら事故で他界してしまったということで、これが彼の遺作なので(それもあって劇場で観たかった)、それがとっても寂しいです。
知ってたからエンドロールでもう寂しくて寂しくて・・・

でもきっと今もジェームズを見守っているでしょうね。
二人の絆は永遠のものだと思うから。
えむ

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