しらが

ボブという名の猫2 幸せのギフトのしらがのレビュー・感想・評価

3.8
出版社のクリスマスパーティーの帰り道に、トラブルに遭っているホームレスの男性を助けた主人公ジェームズと相棒の猫・ボブ。半ば自棄になっている彼に、ジェームズはあるクリスマスの出来事を語り始める…。

動物保護団体とのいざこざをきっかけに、「ボブにとっての幸せは何か」、「保護団体に預けた方が良いのではないか」と葛藤するジェームズの姿が印象的。
ジェームズの隣人ムーディさんの、巡礼者のお話にもじんわり感動した。

本人?役を演じたボブの好演が本作でも光っていた。全く動じないし、絶妙なバランス感覚でジェームズの肩の上に乗っかってるね。
残念ながら既に亡くなっているけれど、彼の演技はスクリーンで輝いていた。

登場人物が皆優しさに溢れていて、心がじんわり温かくなる良作でした。
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