ARGYLLE／アーガイルのしらがのネタバレレビュー・内容・結末

大ヒットスパイ小説シリーズ「アーガイル」を手がける主人公エリーは、小説で描いた展開が現実と酷似しているらしく、本物の敵組織から狙われる事に。そんな彼女を助けるリアルスパイのエイダンと共に、エリーは真相に迫っていく。

長らく楽しみに待っていた本作、運良く公開初日に鑑賞できました。

キングスマンほどの過激アクションはないものの、ノリノリの音楽とバイオレンスの調和は本作でも堪能できた。
直接的な描写はないものの、敵の頭を「ツイストしてクラッシュ」はなかなかエグいよね。
ヴォーン監督は色彩のセンスも独特だよなあ。今回はイエローが基調なのかな。

多少の既視感はあるものの、あっと驚く仕掛けが用意されているストーリー展開も良い。小説の主人公アーガイルとエリーの正体「レイチェル・カイル→アー・カイル」がリンクしてるのは遊び心あって良かったなあ。「遊戯王」の“もうひとりのボク”的な印象も受けた。

一番のお気に入りシーンは、オイルでツルツルになった床面を、靴底に装着したナイフでエリーが滑走するフィギュアスケートアクションです。