磨

映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコの磨のレビュー・感想・評価

3.5
前作で子供たちだけではなく世の大人たちを感動の渦に巻き込んだ《すみっコ》たちのほっこり映画第2段。

今作は監督に「夏目友人帳」の大森隆弘、脚本に「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」「若おかみは小学生!」などの吉田玲子。作風を考えるともはや狙っているとしか思えない2人の初タッグ作品。

今作はすみっコたちと魔法使いたちの物語。青い月の夜、すみっコたちの夢を叶える不思議なおはなし。
相変わらずの可愛くてほっこりして良い作品で、安心と品質とクオリティは折り紙付き。井ノ原快彦と本上まなみによる優しいナレーションとバンプの歌う主題歌は作品の印象に安らぎと暖かみを添えている。

前作ほどの感動は無かったものの、あれは前作があまりにもエポックメイキングだった為で、ある程度の“慣れ”だと考えたい。自分自身が2年前よりストレスフリーな生活をしているのも大きい…かも?


我が家の台所にも“にせつむり(殻なし)”がどこからともなくワラワラ現れる。この映画観ちゃうと何も考えずヤツらに塩かけてたことを猛省したい(笑)
磨