keith中村

ブレット・トレインのkeith中村のレビュー・感想・評価

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)
5.0
 これ、邦題「弾丸列車」だよね?! なんで英語題そのまんまにしてんの?
 「皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ」を見習ってよ!
 
 それはさておき、豪華すぎるわ!
 
 
 腹痛でブラピにバトンタッチした殺し屋のカーヴァーが完全カメオのライアン・レイノルズ。
 同じデヴィッド・リーチ作品「デップー2」でブラピがカメオしたことへの返礼だよね。
 
 チャニング・テイタムすらノンクレジットで、結構な尺登場する。
 逆に予告でばんばん出てたサンドラ・ブロック短かっ!
 
 ブラピ、サンドラ、チャニングといえば、「ザ・ロストシティ」つながりか。
 ってか、チャニングが読んでた本って、「ザ・ロストシティ」のサンドラさんが書いた小説ってことだよね?
 
 もう一冊登場する本は、ジョーイ・キングが読んでる「シブミ」。
 わ~、懐かしい! 若い人知らないんじゃない? これ、ロシア人の父親殺しの物語だから、メタファーとして使ってるよね。
 
 ザジー・ビーツの瞬殺(実は結構ゆっくり死んでて気の毒)、笑ったな~。
 ブラピ、ザジー、ライアンといえば、今度は「デップー2」つながりになる。
 リーチ監督もカメオ出演。「17人目の民間人の被害者」だったよね?!
 
 結局全部持っていくおいしい役が真田さん。
 「ウルヴァリン」ではヒュー様を「クズリ」と日本語で呼んでたけど、今回も「レディバグ」を「てんとう虫」って、やっぱり日本語で呼んでた!
 
 ハリウッド映画だけど、実に伊坂ワールドでしたね~。鈴木光司に続いて、ハリウッド映画化しちゃったから、もう原作料がっぽりなんだろうね(←下世話なこと書くなよ!)
 なんか、一部にはホワイト・ウォッシング映画だ、って批判もあるようだけれど、別にいいんじゃない?
 だって、そんなこと言ってたら「ウエスト・サイド物語」はブラック・ウォッシングだし、「蜘蛛巣城」はイエロー・ウォッシングってことになっちゃうじゃん!

 そういや俺、昔、京都駅の新幹線ホームで内田裕也見かけたことあったわ! 本作のマイケル・シャノンさん、完全に内田裕也だったね〜。俺、殺されなくてよかったわ(笑)
 ロケンロー!!!