えーこ

浅草キッドのえーこのレビュー・感想・評価

浅草キッド(2021年製作の映画)
3.9
多くの芸人からバイブルのように読みつがれたビートたけしの自伝的小説「浅草キッド」の映画化。
監督·脚本は劇団ひとり、『青天の霹靂』同様、大泉洋を起用、昭和の浅草を舞台に、
「幻の浅草芸人」と呼ばれた師匠の深見と過ごした日々が鮮やかによみがえる。

昭和40年代の浅草。
フランス座のエレベーターボーイをしていたタケシは憧れの深見千三郎に弟子志願を直訴する。

柳楽優弥がタケシそっくりでビックリ!!
松村に教えてもらったらしーけど、、
あの首をかしげるクセ、猫背な感じとか、
照れくさそうな仕草や喋り方、
全然顔も違うのに、タケシが重なる。
冒頭、現在のタケシが出てくるんだけど、
そっくりさんなのかなーて思ったら、、
特殊メイクの柳楽くんとはこれまたビックリ!!
相方キヨシをナイツ土屋て、
誰がキャスティングしたんだか、、
これが意外とハマってる(笑)

「笑われんじゃねぇぞ、笑わせるんだよ」
大泉洋演じる深見がかっこいー
時代じゃないと言われても、最後まで舞台にこだわって、意気がってる生き様が粋というか、
ほんと芸人ダンディズム(笑)
なんか男の美学を感じる。
大泉洋てコミカルもシリアスも、
ヘタレも男前も出来るからスゴイよねー

「芸人だよ、バカヤロー!」
皆夢見て、のたれ死んでる。
最後、どっかで見たよな演出だけど、、
なんともノスタルジックで、
泣かせやがって、ひとりコノヤロー!(笑)
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