前作の劇場版はブチ震えるほど良かっただけに誰もが本作の内容を心配していたと思いますが、大きめな事故もなく安定の出来栄えでとても安心しました。
世代を経るごとに混ざり合う“個性”が人類を終焉に導くとする思想「個性終末論」を掲げる謎の集団「ヒューマライズ」。世界中の個性保持者の殲滅をもくろむ彼らは、個性を強制的に暴走させ崩壊へと導く「個性因子誘発爆弾」を世界各地に仕掛ける。全世界のプロヒーローと彼らのもとでインターン中だった雄英高校ヒーロー科が招集され、各地で爆弾の回収任務にあたることに。エンデヴァー事務所でインターン中だった出久・爆豪・轟の3人も、日本から遠く離れた国オセオンへ向かうが、任務中に事件に巻き込まれた出久が指名手配されてしまう。タイムリミットが迫る中、世界を救うべく奔走する出久たちだったが……。
ヒロアカ映画はこれで3作目ですが、毎回どれも面白く迫力もあってアニメ未視聴原作のみな身としてもとても大満足です。
今回はデクが世界的指名手配になり追われる身になるのですが、ジャンプでのデクと重なって結構ドキドキさせられました。
人助けをしても市民から恐れられ石を投げられるシチュエーションのヒーローものがすきなのですが本作はその香りが少しだけ感じられた事も評価の要素ですかね。
また、オリジナルキャラクターとして登場したロディ。吉沢亮が声優を務めていますが仮面ライダーフォーゼから10年経ちまたヒーロー作品に登場は個人的に嬉しい。
